「月」




今日も月を見ていた

明日も同じ月を見るだろう



満月を語り合える友が

仲間がいることは

何より心を温めていく



人はほんの些細な事で

繋がることができるから




月を見上げてごらん

あの月は今

僕が見ている月(かれ)と

君の見ている月(かれ)

世界中どこからでも

月(かれ)を望むことができるのさ



だからいつでも夜空を見上げれば

僕らは繋がっているということさ



一人で涙伝う夜など

あの月光で打ち消してしまえばいい



月の光は決して

物悲しさの象徴なんかじゃない



月の光は凛とした強さと

柔らかな優しさを運んでくれる

揺りかごなんだ