「途端」







光は見えなくなったと思った途端に見え始めるから
いつも調子狂わされてる


ただ 消さなくても微笑んでもいいと
言ってもらえた気がするだけで
ふとした微笑み ほんの少しだけ
増えた気がした


笑っちゃいけないわけじゃない
悲しい思い出と共に生きるだけ
どんな批判にも動じることない


自分のまま進むために
あの日を失わないために
今日も分かる人には分かってもらいながら
悲しささえも
笑顔で話してのけるよ