心はいつも移ろいゆくもの
嬉しさも
悲しさも
苦しさも
楽しさも
次の瞬間にはどこかへ消えて
すごく不確か
考えてみれば
変わらないものは
その感情という表面の
一番奥底に隠されている
それはすべてを育み
善へと向かわせようとする力
世界を平和の方向へと
動かしていく力
ここさえ揺らがなければ
ぶれることはない
移りゆくものだけを見ないで
ただ進み続けようとしながらも
変わらないものを見て
そうすれば
曇(くも)り
落ち込んだようなその瞳も
きらきらと輝きだすから
その輝きが
すべてを語る日が
必ず来るから