「空を見上げて」




痛みを知るものだけが
本物の優しさを知る


優しい君は
どれだけの涙を
これまで流してきたのだろうか


それを思うと
この胸が張り裂けそうに
辛くなる


どうか今日という一日の間
一度でも多く君が
微笑んでいてくれますように、と
それが私の変わらぬ祈り


空を見れば君を想い
道を歩きながら君を想う
そんな毎日が今では当たり前になった


守りたいものができた
そう胸を張って言える幸せを
日々噛みしめている


特別なことじゃない
でも私にとっては特別なこと


君のこれまでの辛い日々を
全て虹に変えられるような
人間でありたいと
それだけを願い生きていく


これまでも これからも ずっと