「黄金の雨」





君の行く手には
黄金の雨が降る
それは栄光の道ゆく者の証


悲観的な妄想ばかりを
心に抱(いだ)くのはそろそろやめて
降り注ぐ光を
じっと見つめてみればいい


そうすれば見えてくる
何を選びとるべきなのか


明日いい事がないなんて
一体誰が決めたっていうんだ


自分の心に押しつぶされそうになっても
なんとか明日に向かって欲しい


一人がいいなら君一人で
一人が嫌なら僕と一緒に


黄金の雨はそうしている間にも
大地に光を刻みつけていく


君がうつむいて
希望を忘れそうになっても
大地を見れば思い出せるようにと
願いを込めて雨は降る


雨が止んだ後
きらきら輝く土の一粒たちが
全身全霊で
君の前途を祝福していた