「未だ」






未だ何も払拭できていない現実
目の当たりにしても
たった一つの事を心に決める


俺だけは俺自身の事を信じる、と


誰が疑っても構わない
関係ない


これは
俺と俺との約束
そして誓いだ


心は紛動され
揺れ動く事知れ渡っているなら
どでかい柱打ち立てるしかないだろ?
この心の中に


涙を数える趣味はないが
足元を取られるくらいは
たやすくあっただろう
湛えに湛えた悲しみの泉は


それでも
やるしかないんだ


それを悲壮呼ぼうが勝手にしてくれ
戦士はそんな感傷燃やし尽くして
魂に変えてしまうものだから


この誓いも その誓いも
未だ散らず