「誇り」





己がちっぽけだという事ばかり
強調しないでおくれ
君は僕の誇りだというのに
それじゃあ あんまりだ


宇宙に比べても遜色(そんしょく)ないほどに
君の存在は大きいという事に
まだ気が付いていないようだね


縦は永遠に 横は無限だというのに
周りの過小評価や
自らへの卑下で
忘れてしまっている


周囲はともかく
自分で自分の事を卑下しないでいて


ただでさえ傷ついているのに
さらに自らを痛めつけるなんて
あまりにもかわいそうじゃないか


自分で自分の心を
よいしょ、と持ち上げてあげるんだよ
今は生きる事が嫌で嫌で
仕方がないかもしれないね


でも 必ず
生きていてよかったと思える瞬間に
出会う事ができるから
僕が約束するよ