「another」







悩むだろう
塞ぎこむことだってある


うまく笑えない日や
涙さえ流れないほど疲れ果てた事もあるだろう


その君を誰も讃えないのなら
僕が讃えよう


人はすぐ苦しみは駄目な事だと
悪だとさえいうけど
それは絶対に違う


苦しみのない人生なんてない
今までも これからも


だけど その中にあって
後にも先にも
君と全く同じ苦しみを受けてきた人間は
この星のどこにもいなかった


もちろん 僕も例外じゃない
本当にひとつしかないものを
もう僕らは持ってる


これからは苦しみが悪じゃなくなる
叫びたくなるほどの痛みを持つ人こそが
宝を持つ人と言われるようになる


だってもう心のどこかでは
そう思っているはずだ
苦しんだ人こそが幸福になれると


君の幸福 僕の幸福
それは同じじゃなくて当たり前


だからこそいいんじゃないか


悲しみを喜びと燃やしていける
僕らはもうどこかで知ってるんだ


その事を