悔しさを忘れろだなんて

君に誰も言わないよ

大切なのはだって何より

君が君自身であり続ける事だろ?




喧騒ばかりが耳に付き

否定ばかりが僕の周りを踊る

それでもまだ倒れる訳にいかないのは

まだやるべき事が残っている

そうどこかで感じているから




誰もが自分自身しか

見た事がない景色を持っていて

その風景に誰も介入して欲しくないと

思う瞬間を味わう




それでもどこかでこう思っている

この風景を分け合える誰かに

出会えたのならと




自分の痛みを誰かが今この瞬間に

同じように感じてくれていたなら

それだけで生きていけると


自分の悲しみを誰かが涙に変えて

同じように頬を伝っているのなら

それを僕は幸せと呼ぶと


自分の孤独を誰かが叫びに変えて

同じように慟哭してくれたなら

それを僕は愛と呼ぶのだろうと




心が知っている自分だけの

そんな幸せを夢見て明日へと進んでいく

すぐに手に入れられるよ 

だってもう君は手にしているんだ 



この幸せたちへの近道は 

つまり僕ら自身がこうあること



誰かに求めるのは難しくても

自分自身にこの事を求める事は

君にとっては たやすいこと

そうだろう?


本当の優しさを知っている君になら 

必ずできると 

ほら そんな気がしてきた