少し強めの薄荷の香りのような

込み上げる切なさを

どうすれば優しさに変える事ができる?

そんな事ばかり考えて俯く足元に見えた答えは

「それでも」の一言で

前を向き歩き続けること

「それでも」進み

「それでも」立ち上がり

「それでも」負けない


* * *


歩き出してすぐの子供みたいな僕は

その何気ない瞬間がとても嬉しくて

まだ俯いたままだったけど

笑い方を思いだしたんだ