色鉛筆で薄く塗り重ねたような淡い色合い


この銀世界の中にあっても


なぜか完全な白を感じる事は少なくて








色々な色を含んだ白ばかりが舞ったり


降り積もったりしている


静寂の中にも色々な音を聞く事ができて


その響きは寒空の下にもあたたかに響く








考えようによっては


寒い分だけ 冬という季節は


いちばん暖かい季節なのかもしれない