大切なものほどしまいこんでは

そこにしまった事さえ忘れ

どこかになくしてしまってばかり







でもその心を乱すのはいつも

そんな純粋な苦悩ばかりじゃなくて

でもその心を乱すのはいつも

それにとても近いもどかしさ







どこかに連れて行って欲しくなんてなくて

どこかに連れていきたいんだ

春の訪れがそこからも見えるだろう?

ただの明るさだけじゃ

照らせないような足元でも

強い光になら難なく照らせるもの





今の季節の光は強いから





君の願う場所は今そうして立つ場所で

君はもう願う場所へと辿りついていて

そしてまた同じ場所へと目指す積み重ねが

いつしか虹を見せてくれるのさ