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深紅の薔薇は 

たった一人になったとしても 

その赤をくすませる事なく

凛と存在し続ける 

周りの喧騒などどこ吹く風と

言わんばかりに

傲慢にみえるほど

その場に立ち続けている




でも その心の内は

様々な事が渦巻いている

同じような悲しみや苦しみが

同じような涙が

心の表面を伝うことだって

もちろんあって




雨が降ればその降り注ぐ様を

自分の涙のように感じ取り

心で苦悩してみたり

曇り空を見上げる日には

その靄を自分の内に

見ているような気がしてきたり




一人ゆえに

孤独ゆえに

きちんと喜怒哀楽で

その場に立ち続けている




だけどその悲しみを

億尾にも出す事なく

表面だけを見つめられて

傷つくような事があったとしても

そんなことは当たり前だと

深紅のままに見つめ返している




それでへこんでしまうぐらいなら

いっそはじめから

薔薇でいなかった方がいいから

薔薇は薔薇である限り

そのすべてを受け止め続けて




自分の立場を知る

自分の存在を知る

自分の未来を知る