声を出す事も許されずに
逝ってしまった魂がある
僕は何度も聞いた
その声にならない声
異論を唱える事ができる状況にない
その者たちの声と
同じ立場に立たされた時
今 目の前で
こうして罵声を浴びせているこれに
傷つけられた魂たちの声が
一斉にフラッシュバックするように
聞こえてきたんだ
だから 代わりの声になる
そう決めた
勝手だってなんだっていい
あの時自分で決めた約束
そっちは何一つ背負う事も出来ずに
おろおろするばかり
こっちは色んなものを背負ってんだ
空っぽの亡者が叶う相手じゃ
もはや僕たちはなくなった
あの日はまだ無力でちっぽけで
だけど現在(いま)は
成長して帰ってきた
正々堂々と
血は流さない
ただ 世の中を良くする事で
真っ当な報復を重ね
現代の巌窟王として生きていく
正しい復讐とは
子供が 母親が
笑顔でいられる世界をつくる事だと
教えられたから
僕はそれに生きる
権力者の高笑いが響く世界から
子供たちの笑い声が響く世界へと
転換していく
共に変革させていこう
自分から笑顔を向ける
幸せになれと祈りを送る
一番 身近な方法で
一番遠くに感じるもの叶えていこう