「stop the blow」








空気はこんなにも凍えるようだというのに
煌めく町の光が残酷に見えるのは


耐えられるくらいの孤独に君が
身を置いていること
感じているからだろうか


なぜか涙が出るんだ、と笑う
君の声が僕に刺さる
それが君の精一杯の助けを呼ぶ声だなんて
他に誰が気がつくのだろう


慌ただしくなるばかりの雑踏を
一瞥するしかないその痛みを
僕は知っているから
足場や理想や様々な葛藤を隠したままでいてよ


もうそれ以上悲しみを感じないようにと
そればかりを願う


何もできないなんて言う事を
僕は自分に許さない


君が一秒でも早く笑顔の日々を
普通でいい 平凡だからこそいい


そんな日々を取り戻すために戦うから
涙は全て受け止めた