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「傷痕」



心が傷ついたところで
血が出るわけでもなく
傷痕が目に見える形で
残るわけでもないから
だから人はその心の傷を伝えようと
必死にもがくのだろう


自らを傷つけること
そこに至るまでには人それぞれの
人生の歩みというものがあるのだろう


でも その傷が見えるようになっても
簡単なことのように
指をさされて終わり
その繰り返しが
新しい怒りや悲しみを生むことも知らないで
本当に簡単にこの傷を済ませてくれるよね


君のその都度の痛みが
僕に伝わってくるから 辛いよ


何も知らないんだ 彼らは
僕らがどんな思いで
ある時 変わってしまった人生を
歩いてきたのかなんて
どうせ本当は知りたくもないんだろう
興味もないんだろう


君が噛み締める口唇の痛みを
僕も知ってる
涙のしょっぱさだってね
だから僕らは
生きて何かを残さなきゃならない
苦しみに耐えかねて去っていってしまった
かつての友のためにも


言葉を持つ権利があるんだ
一番苦しんだ人が
一番幸せになれるんだ
ならなきゃいけないんだ