あ
「key」
傷跡が治ったと思った矢先に
同じ場所を引っかかれる
その繰り返し
自分が弱いからなのかと
思ったこともあったけど
今はもうその感情はない
非難もしないけどはっきりと言いたい
いやなものはいやなのだと
心が凍った連中に付き合うのは
もうやめにした
不確かでも
自分の選んだ泥まみれの道の方が
よっぽどあったかいよ
すべては勉強だと
バカらしい付き合いも
無理やり楽しんできたけど
もうやめだ
ボーダーラインは自分でしか引けない
今がまさにその時
時を逃さず掴んで離さない
手の中で少し暴れたあと
おとなしくなったそれは
もうひとつ新しいステージへの扉開くカギ
僕にしか分からないその重さは
いつまでも残る
感覚に訴えてくる