あ
「for you」
僕の涙が君を幸せにするのなら
ずっと泣いていたっていいんだ
僕の笑顔が君を幸せにするのなら
ずっと笑っていよう
どんなに悲しみを胸に秘めていたとしてもね
僕の羽がどうやら君には見えているようだ
君はこの手を取らない
そう分かっていても
君に向けて手を伸ばし続ける事に
理由なんてない
ただ 笑っていて欲しいんだ ずっと
過去の鎖が足に絡みついたままの姿でも
君は受け止めてくれるだろうか
その鎖の名がたとえ
君と同じ名を冠していたとしても
網膜に焼けつく景色が
君の柔らかな笑みなら
それでいい
きまぐれで君の目の前に帰ってきてしまったんだ
君の視界にひとひらの羽根だけ残して
時折 側に帰っているから
そんな顔して寂しがったりしないでよ