「conviction」







預けても預けきれないほどにあふれる痛みを
今度はどこに追いやればいい?


自分自身を責めること
それだけが生きていると感じられる術だと
力なく笑う魂よ


その眼に隠した飢えた傷を
僕は図らずも見てしまったんだよ


あの日 苦しみを全て吸い取る術 
求めていた


苦しいまま生きる道
閉ざされていたから
この手で開くしかなかった


その刹那の感情を
人は孤独と名付け
そしてそれは刹那で終わる事のない
焼けついて離れない感情


これでもまだ泣くなと
声をかけるつもりなのか


諦めじゃない
本当に悲しみを苦しみを痛みを
価値に変える方法を僕は知っている


理性の針が振り切れる寸前にまで
巡りついてしまった事があるからこそ
手に入れる事の出来た確信