あ
「compensation」
自分を救うのは所詮
自分自身の持った力でしかない
そう思ってきた
誰かの言葉でその力が蘇る事はあっても
それは自分自身の内から湧いて出るものであって
与えられるものなんかじゃなかった
苦しい中でも生きること
それを選んだ僕には
もう余計なものなんていらない
一番大切なものだけ抱きしめ
涙で滑る足元を耐える
悲しみが溢れる事くらい いいんだ
君を裏切らない人間である事ができるのなら
そんな事は代償の内にも入りはしない
君の笑顔が全てだった
君のくれた光が全てだった