「argue down」





落ちる所にまで

落ちる事さえできないものに

用はなかった




中途半端が一番嫌いだから

いさぎよさを見失い

自己の保身にだけ全てを傾けているものに

輝きのかけらさえ存在しない




泣く事も忘れたのか



言葉さえ忘れたのか



自分自身の正気さえ

忘れ去ってしまったのか




「正気を保つ」という言葉の意味さえ

今の堕落の奴らに話したところで

分かりはしない




人を傷つける事が喜びなのか

民衆を食い物にして

どうか民衆に自分の思惑が

気づかれないようにと

もはや祈りはそんな低俗なものに

成り果ててしまったのか




その骸(むくろ)にさえ

何もできない

止めることはできない

従うことしかできない




そんな幻想に惑わされたままでいるな




止められる

従わなければならない筋合いはない

まず自分の諦めの心から捨てていくんだ




そうすれば 変わる

そんな小さな変化で 変わる




悪は居られなくなり

善が本来の力を取り戻すから