「Don’t loosen」



「もしかしたらこれは

 表面だけが同じで

中身は違うのかもしれない」




君が気づく

そんな言葉を今も待っている




「盲目的に愛してきたけど

 もしかしたら

 それに値しないのかもしれない」




そんな言葉を

僕は待っている




「痛みを捧げてきたけど

 傷ついても ただ傷が残るのみで

 心でせせら笑われているのかもしれない」




そんな風に

君が気付ける事を今も

僕はここで待っている




小物はひっこんでいて

つまりそういうこと




そのまま悲しみを

蔓延(はびこ)らせておくほど

僕は優しくなんかないよ

粉々に砕け散るまで

この足をゆるめない