ペルソナを暴く

痛いくらいの閃光で



張り巡らされた糸を断ち切り

一面に覆うようにされた紙を全て破り去る



もうおまえに逃げ場はない

そう告げる事の優しさと言葉さえ惜しい



歯噛みを幾人の人が繰り返してきた事だろう

傍目からは正義で正しい非の打ちどころのない人徳



ところが見てみよ

ペルソナを剥がした途端

顔を覆うのは

欲望と浅墓(あさはか)な憎しみと敗北感



これのどこが正義か



これのどこが人徳者か



食い潰すだけ食い潰しては

何もなかった顔をして

また欲しがっている



そんなものにまだそうやって

自分の財産を 真心を

のうのうと差しだすのなら

そんなものは優しさなんかじゃない



悪だ



敵は忘れさせた後 

近づいてくるのが定義



金を求められては

素直に差し出すだなんて

あの腐った心根を見てもまだ

できる事だろうか



見破れ



見破れよ



曖昧な態度が取り返しのつかない事もあるんだ

ただの金蔓(かねづる)だと認識されているんだ



ここで砕けよ



あのペルソナを



私腹を肥やし 

心でほくそ笑む輩(やから)の

言いなりになんてならないで




一銭も渡す価値なんてない 金も 心も



だって本物の絆なら

そんな物 必要ないはずだろう



本物は一円も必要とせずに

振り向いてくれるものなんだよ



僕の固い意志は変わらない



一滴も渡しはしないという


その意志は


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