「atonement」





嘘ばかりの話に耳を傾けるのも飽きて

踊らされる事をやめた

ねえ いつまでママにするような話ばかり

ばらまくつもり?




もはや僕には関係のない話




でも おぼっちゃま

あなたの相手をする暇はもうないのです




私には




他を当たってちょうだいよと

手でジェスチャーした




あんな日々

消し去れたらどんなにいいかと

思った日もあった




でもそれは違うんだ




無駄だと思った時間

それさえも自分の目指すものを

はっきりさせてくれたんだと




今も少しも癒えない悲しみに背を向けない

今も感じる君の姿を背中合わせに感じながら

その間違った行く末をいつか聞く




それを分かっていても

話すこともできない距離と状況に

あの日ついていた君のすべての嘘を

思い返す事しかできない




そのどうしようもない場面でも僕は

かすかな望みでもあるのなら僕は




祈る 




強く祈る




君の償いを




僕の大切な人を傷つけ

裏切った君を

僕は決して許さない




君のために