「pride」






朝な夕な あなたが流した悲しい涙が
嬉し涙と変わった日は
眩(まばゆ)い朝日と穏やかな夕日が照らす日でした


叶わない夢はない
一言もそう言葉にする事はなく
しかしその現実の姿で
そう言い切っているあなた


どんな言葉よりも強く響いてくる
その存在そのものが実証だった


喜びの日を迎えるまでの葛藤は
誰にも分かるまい
想像もできない


心配をかけまいと笑顔で悲しみを隠しきる
その心の軋(きし)みが
今でも聞こえてくるようで


悲しみは悲しみとして
苦しみは苦しみとして
隠さず生ききっていけばいい


誰かの前では隠しても
自分の前では恥じたりしない


悲しみを感じる自分を
うち崩れそうにさえなっているこの自分を
誇りにさえ思ってみせると
共に約束しようじゃないか