あ
「once more」
暗く寒い場所で
「いつになったら
ここから抜け出せるのでしょうか」
そう聞きたくなるのも
やむを得ない状況だったとしても
絶望する必要は
一つもないのだから
人生とは不思議なもの
こんな事になるなんて……
その言葉が悪い事ばかりに
働くと思ったら大間違い
良い事にも紛れもなく働くその力に
なす術もない
自らの苦闘 誰かに分かってもらおうと
甘える事こそが間違いだと
幾度となく突きつけられてきた
それでも分かってくれる人はいるものなんだ
現実を見つめすぎたから分かった
生きる事は捨てたもんじゃないと
思える所まで辿り着くまでは
どうにかふんばって欲しいと思うのは
ただの僕のわがままなのかな
いつだって見守っている
負けそうになっても
負けなければいい
悲しくなっても
その悲しみごと受け止める
君なら必ずやり遂げる
その結末を僕は知っているから
落ちこんでも安心して
また顔を上げてよ