遺された者として生きる 人生
なぜ自分が残ったのだろうと
逃げ回り 忘れたとしても
また心がそう何かに問いかける事
止める事ができなくて
ひざを折りたくなる
いつも光がすぐそこになると
足が止まるんだ
自分だけ幸福になってもいいのかと
自分で自分を責めるんだ
でもそうして自信を責め落そうとすると
どしゃぶりの雨が降る
ねえ これが君の答えなのかい?
僕がこんな考えに捉われていること
一番悲しんでいるのは君なのかい?
頷く様子がまぶたの裏に浮かぶんだよ
どうしようもなく
まだ僕は君に心配をかけてばかりで
そこだけは変わらないままで
涙の味したあの時の笑顔
焼きついている
その出来事から 僕は変わった
君を安心させなきゃと
その想いだけに駆り立てられていた
心の中にいる君は
いつも僕の幸福
心から祈ってくれている
感じるんだ 分かるんだ
今なら