あ
「glimpse」
辛い過去は胸にしまっておきなよ
何も言わなくたって
いつだって片鱗を伝えているだろ?
その目が その声が
言いたいのなら止めはしないが
与えられるものといえば
相槌以上でも以下でもないから
期待はよしてくれ
誰だって筆舌に尽くせない物語を
積み重ねてはここまできてる
君も そして俺も
醸し出すもので分かるものだろ
同じ思いをした者同士ってっていうのは
たとえ全てが太陽の光の下 さらされても
逃げる気はない
背負っているものなんて
自分さえ知っていれば充分だ
いくら逃げても
そこが俺のルーツなら
涙に浸り温まる事になったとしても
隠れはしない
俺は俺のままあればいい
君は君のままで在り続けてくれ
この瞳が見つめるのは
過去でも未来でもない
現在(いま)だ
現在この瞬間に
過去も未来もある
だから自在だ
少なくとも俺は
そう、信じている