「basis」







死ぬほど生きる その姿こそ美しい
余裕がある姿には惹かれない


毎日 ああ今日も生きていたかと
朝を迎える事こそが素晴らしい


そうは思わないか?


全ての力を出し尽くして
一日を生き抜く


こんな生き方しかできないんじゃない
そんな生き方ができるのかと
本来なら感動さえ呼ぶ


だというのに
声というものは実に厄介でね
知らぬ間に深層心理に埋め込まれている


少しスタンダードから外れただけで
人でさえなくなってしまう


ただね 世ってのはただの多数決だって事
気にしちゃうけど 気にしてられない


人と比べていないようで
人と比べる苦しみは
想像もつかない


それでも あの過去ごと僕は生きてみたい
そう思ったから


原点へ立ち戻るんだ 迷った日には
痛みは厄介なものでもあるけれど
僕の人生の基盤だ


誰が厄介者扱いしたって
僕は君をそうは思わないよと
時々痛みに話しかけるんだ


目には見えない
だけど あるから