「Fist」





全てを投げ捨てたくなるこの姿を
夕日が切なく照らしだす


悔しさばかりがこみ上げても
机に叩きつける拳にだけは
希望を手放してはいなかった


誰も知らない


流した涙の数だけ
幸せを手に入れるということ


苦境に立たされた時
周りに誰もいないと感じたのなら
空に太陽が君の味方として存在する事を
忘れないで


あのたった一つの太陽は
一つに見えても大勢の仲間と同じ


誰の目にも映り 
誰の心にも昇る
燦然たる光


雲で見えなくなっても
太陽はいつもそこにあるから