「since 20xx」





君の笑顔を裏切らないため

今日を進む

君を思って涙してしまえば

君が悲しんでしまうこと

分かっているから

あの日 君が見せてくれた虹は

綺麗すぎて

今でも忘れることができない

綺麗すぎたから

今でも記憶の中でさえ

直視するのが怖いんだ




夢半ばで消えてしまった君に

僕ができることといえば

がむしゃらに進む事だけだったから

僕は僕のやり方で君の夢を継ぐ

だってもういないけど

ずっといるから

君は




幸せになってもいいのか

夢を追ってもいいのかって

迷った日々も確かにあった

でも大丈夫

その答えはしっかりと受け取っているよ

周囲に痛々しいと言われるほど

すべてを追いつめて詰め込めたのは

たぶん 君の存在が大きい

だから何を言われようとも

それをやめずにここまできたんだ




だって死にたくても死ねないと

言う人がいる一方で

生きたくても生きられなかった君がいる

その存在を知りながら

何も背負わないで生きられるなんて

僕にとっては人間じゃない

君の前に真っすぐ胸を張って

立てる人間でいるために僕は

いくらでも自分を追いつめて

進んでいけるから




あの美しすぎる虹をくれた日から僕は

もう大丈夫だから

だから 安心して

眠りを