一年に一度の逢瀬

それは一番たくさんの人に見つめられる

出会いと別れかもしれない



空をたまには見上げようか

そんな気分にさせてくれる



きっと彼と彼女は

別れるために出会ったんじゃなく

また出会えるための少しの別れだと

そう思いながら

それぞれの場所に戻っていく



そう感じさせてくれるから

空を見上げたくなるのだろう



殺伐とした時代の中で

一年に一度だけ夢を見る事を

許されるような一日 七月七日

短冊にどんな願いを書きこみましたか



七月七日は一年に一度

僕らと夢が出会える

逢瀬の日でもあるかもしれない



毎日夢と繋がっていられたらいいのにね

僕は毎日夢に生きているけど



一人でも多くの人が

夢を忘れませんようにと



願う