生き慣れた世界は

こんなものだと決めつけて

いつしかそれが普通になり

楽になっていた







でも何か物足りなくて

いつも胸の奥 

今思えば疼いていたんだ







住み慣れた世界が壊れた瞬間






ふと思った






これも悪くないかもしれないと









新しい世界に踏み出すことは

やっぱり怖いものだけど

これにも必ず意味がある









誰にでも進むべき道があって

偶然のような必然の中で

今を進んでいる

それなら 理不尽にいくら思っても

やっぱりそれは

紛れもなく新しい景色見つめている









うまくいかない壁が

立ちはだかっても

それも本当は自分の道の

軌道修正をしてくれている

出来事かもしれない








だって 乗り越えられない壁は

目の前には来ないはずでしょう?









乗り越えられる自分になって初めて

壁は目の前に現れる

そんな風に

どうやらできているらしい









完璧を求めれば求めるほど

理想が遠ざかっていくような気がするのなら

それは進みべき道じゃないのかもしれないと

疑ってみるのもいい








ほら こういう時に言うんだよ

「負けるが勝ち」ってね











自分の勝つとか幸せとか

知らずのうちに

他人基準にすり替わってないかい?

自分だけが知る自分自身の幸せは

他人の声なんかじゃ決まらないからさあ