ありふれた雑草についた

ありふれた朝露が映し出すものは

ありふれた景色なんかじゃなくて

世界のすべてだったりするのかもしれない




僕にとって当たり前のことが

君にとって当たり前とは限らない




逆もまた言えるけど

それより




当たり前のことが

当たり前だなんて

一体誰が決めたのだろうか




当たり前の事も

ありふれている事も

決して当たり前でも

ありふれたものでもないっていうのに




それに気付いてから

背負うものが大きくなった気がした




でもその分

広い景色 深い景色が

見渡す事ができたと




そう思えたのなら

ずっしりと重い価値は




ある




そういうもの

知るという事ってさ