君の事をどこかから不意にきくたび
胸が痛くなる
いっそ君の事だけは
すべて僕に届くなとさえ――
なるべく忘れるようにして
忘れられもせずに過ごしているのに
なぜ風はいつも過去の片鱗はこんでくるの?
忘れられない事を
誰しも持っているから
忘れろと言っても
それは難しい要求だね
だから僕らは
過去をたとえ忘れることはなくとも
未来へと生きる
涙の今は未来と過去を
笑顔を満たす事ができるから、と
君の事を急に懐かしくなるたび
心切なくて
いっそガラクタ扱い
をして僕から消えろとさえ――
なるべく触れないようにと
避けるようにしながら過ごしているのに
なぜ風はいつも君の片鱗はこんでくるの?
忘れなきゃいけないと
誰しも思っているから
忘れろと言っても
どこかズレている要求だね
だから僕らは
過去を忘れる事よりも大切な
「未来へと生きる」
涙の今で未来と過去を
笑顔で満たすこと選び取るんだ
忘れられない事を
誰しも持っているから
忘れろと言っても
それは難しい要求だね
だから僕らは
過去をたとえ忘れることはなくとも
未来へと生きる
涙の今は未来と過去を
笑顔を満たす事ができるから、と
忘れる事より 思い出す事より
未来を選ぶこと 今を選ぶ事の方が大切
それが僕らの下した選択