ここまで追ってくるものなんだね

あの時 一人じゃないと

教えてくれた優しさが

今になって思い出されて涙こらえた

もう別の道を歩いているから

そしてその選択は

僕自身の下した決断だったから

でも君のいない景色が

こんなにも寂しいものだなんて

思っていなかったよ

一人おいてけぼりに急にされたような

僕の心に浮かんだのは

関わりが切れたはずの君の笑顔




励まさないで

もう違う選択をしたのだからと

ふり払っても 消えない

結局君にもらった言葉や優しさで

自分の道を歩いている事実を

否定する事なく僕は

自分の道を進む

君がくれたものが全て嘘偽りでも

僕に届いた時 本物になっていた




案外ふり払えないんだね

あの時 君に贈ったはずの

言葉達の行方が

今になって気になりはじめてそっと祈った

もう別の道を歩いているけど

あの言葉の力は

僕自身を託した全てのものだったから

あの言葉達の一節が

一言でも届いていたのなら

悔いはなかったよ

一人おいてけぼりに急にされたような

僕の心が叫んだのは

関わりが切れたはずの君の言葉




励まさないで

ただ思う 存在は大きかったと

君の横顔 消えない

結局君に背中押してもらって

自分の道を歩いている事実と

否定する事なく僕は

自分の道を歩く

君がくれたものが全て夢まぼろしでも

僕に届いた時 本物になっていた





励まさないで

もう違う選択をしたのだからと

ふり払っても 消えない

結局君にもらった言葉や優しさで

自分の道を歩いている事実を

否定する事なく僕は

自分の道を進む

君がくれたものが全て嘘偽りでも

僕に届いた時 本物になっていた




ふと足を止めて振り向くと

姿はないのに

君が見守ってくれている気がした

路傍(ろばた)の花に君を重ねた