「ひとつ」





 





新しい景色が見えない
不安になるたび
いつもあなたの手の温もり思い出す
これが僕のたった一つの道標(みちしるべ)


夜が長く感じた回数は数え切れない
心の中では戦いが絶えない
それでも生きる意味を明確に持っている
これがあれば何もいらない


大切な物の数は所詮一つ
数え上げるほどもない
たくさんあったところで
それは 削ぎ落とされる運命
結局一つに絞(しぼ)られる
何を選ぶつもり?


欲しいものほど手に入らない
苦痛におびえて
いつもあなたの言葉達を読み返す
勇気思い出す唯一の方法論


朝が早く来すぎる回数も数え切れない
頭の中では記憶が消えない
それでも絶望を希望に変えることできる
これさえできればあとはもう――


最後に残るものは所詮一つ
こんなの言うまでもない
欲張りすぎた所で
それは 削り取られる運命
結局一つしか持てない
どれを選ぶつもり?


選んだもので人生がまるで変わる真実
もしその手に委(ゆだ)ねられているなら
辛くても 光 求めて


世界で君を待っている人がいるから


大切な物の数は所詮一つ
数え上げるほどもない
たくさんあったところで
それは 削ぎ落とされる運命
結局一つに絞(しぼ)られる
何を選ぶつもり?


最後に残るものは所詮一つ
こんなの言うまでもない
欲張りすぎた所で
それは 削り取られる運命
結局一つしか持てない
どれを選ぶつもり?


――届いて下さい