もしも僕の大切な人が

悪という名の暗闇に道を

踏み外しそうになったなら

その暴れる体躯を抑えつけてでも

この爪がその腕に食い込もうとも

その足を 君を止めるだろう

人一人救うということは

時に人一人から憎まれるということ




「君のためならどんな事も出来る」

よく聞く言葉でもそれを行動に移した時

言葉で言うほど簡単じゃない事

すぐに気付いた

偽りの自分を演じきった演目は“別れ”

何がどんなに込み上げでも

誓い果たすために

自分自身を貫いた

そんな僕を笑いますか




もしも僕の大切な人が

この世の忘恩という名の罪に

堕ちそうになったなら

その荒ぶる心を傷つけてでも

この光がその背に焼きつこうとも

その足を 君を止めるだろう

人一人救うという事は

実に人一人から憎まれるということ




もしも僕の大切な人が

悪という名の暗闇に道を

踏み外しそうになったなら

その暴れる体躯を抑えつけてでも

この爪がその腕に食い込もうとも

その足を 君を止めるだろう

人一人救うということは

時に人一人から憎まれるということ




その代償を払ってでも 僕は――