苦しみさえも自分を育ててくれるものと決め









境界さえも曖昧になる喜びと悲しみに









にぶん(二分)の隔たりさえ感じさせない









立春過ぎの如月の時









たち(立ち)向かうものや



  見つめなきゃいけないもの









さいしょ(最初)も最後も出くわすけれど









れいこく(冷酷)とされるこの時世にあっても









たおされずに(倒されずに)受け継ぎ続ける









時が今 来ている それを今 受け止める









この事は誰に言われなくても分かってる











それならただ僕は 役割を果たすまでさ

































勝つ事が道なら その途中にある









負けさえも 勝ちへと続くプロローグ









どこまでいっても悲しみがなくならないなら









こころ(心)にある永遠の誓いだけを









ろうばい(狼狽)せずに



   自分の中にだけ存在していれば









のこる(残る)ものは そこにすべてあるから









見えないけれど 確かに手にしてる









せいぎ(正義)の羽は途切れることなく続いていく









場所など関係ない









だれ(誰)に知られなくても意味を持つ









とわ(永遠)に通じる言葉の後継者として



           僕は今 時を知る