君の瞳に映る景色に 靄(もや)がかかったその日でも のり(乗り)越えてきたその強さは 前へ進む事を断じてやめる事はなかったね 途中じゃない 最後に勝てばいいんだって がんばろうと自分で自分を励ました君 明るい顔ばかりしていられないこと るてん(流転)の早い時代のせいには いちど(一度)だってしたがらなかったそんな君 とき(時)に流されそうになっても 光があること 信じられるかどうかは じぶん(自分)の心だけが決められること らっかん(楽観)主義の君は知っていた れい(例)のごとく「心の持ちよう」だなんて なんかありきたりで使えない遊戯の くちぐせ(口癖)って意味の楽観主義じゃなくて て(手)に入れるもの 勝ち取るものなんだって もや(靄)の中で届いた声はそう言っていたんだ 信じるものがなくなったと思っても じぶん(自分)で見つけ出すんだよ 幸福って て(手)に届く場所にあるけど いちど(一度)も手さえ伸ばさなければ て(手)に入るものも手に入らない 欲しい気持ちを殺すんじゃなく しん(進)歩の薪にして 視界を照らす火を燃やす いつでも君は君のこと 見ていてくれたはず そうでしょう?