任されているものは重く深く



  受け止めなければならないもの









さいしょ(最初)から



  この事は分かっていたはずだよ









れいこく(冷酷)な扱いの中にあっても 



             いつの日も









て(手)を抜くことなど許されなかった 



         考えた事もなかった









いつまでも変わる事のない思いは









るてん(流転)の連続の中でもビクともしない ど









んな時でも変わらないものが 



        変えられないものがあるから









だれにだって ゆずれない場所が存在している





























確かなものをすでに知る君なら









かすかな希望の息遣いさえ



  しっかりと耳に届くだろう









にげる(逃げる)事など考えた事もなかったのなら









未来をとらえる事も









来るべき時の音もしっかりと聞こえているよね



                              踏み出す一歩









を踏みしめる事ができるのは



  託された「時」の持ち主だけ





































守りたいものがある









りそう(理想)という言葉が朽ちゆく今でさえ









抜きんでた光を放つ善の言葉は









くちて(朽ちて)なんかないさと平気で笑っていた









のこって(残って)いないと思っていた



            言の葉の力は









はかる(謀る)ことだけ考える人間の中で









他を気にせず生き延びていたの









なら 僕らの中に埋もれたそれを



     呼び起こせばいいだけ









らく(楽)じゃない事だなんて



 誰が決めたわけでもないから









ぬくもり(温もり)のある場所を 



      安らぎのオアシスを









ことば(言葉)で創りあげていく









の(野)に咲く花のような強さを

















手渡しで渡され つなぐ